わかりやすく情報をまとめました!水田のお別れの会の開催ノウハウ

2017年04月29日

お別れの会に招待された時の服装

葬儀の後に開かれることの多い「お別れの会(偲ぶ会)」とは、生前の故人と親しかった人やお世話になった人、会社の関係者や友人などを招いて故人を偲ぶ会のことを言います。昨今は葬儀や告別式などは、身内だけで密やかに行うことも多くなっています。

それは、故人の意向や遺族が静かに式を行いたい、仰々しくしたくない、という希望を持つ人が多い傾向にあるからです。その分、後日偲ぶ会を改めて執り行うケースも増えつつあります。葬儀などが各家の宗派などに従って行われるのに対し、偲ぶ会の場合には、故人を偲ぶことを第一の目的としているため、無宗教のセレモニー・パーティといった形式で行われることも多々あり、喪服のような正装を求めないこともあります。

偲ぶ会は自由にセッティングができる分、明白なルールがないので、服装などに関して迷ってしまうという人もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。招待状などに服装に関する指定があればそれに従いますが、指定がない場合でも、きちんとした喪服を着用しましょう。受け取った招待状に、「平服でお越しください」という案内が明記されていた場合は、喪服ではなく平服を着用して参加しましょう。ここで注意したいのは、平服という言葉のイメージから普段着と勘違いしてしまわないようにするということです。

普段着で良いというのは大きな間違いであり、このような場で指定される平服とは、正装・礼装よりも略式の服装のことを意味しており、現代においては、男性は黒やダークのスーツ、女性は同系色のスーツかワンピースなどが該当します。正装の場合はもっと制限が厳しくなっており、例えば色は黒限定であるのに対し、平服の場合はグレーや濃紺の色でも認められます。アクセサリーに関しても、充分に注意を払いましょう。

原則として光るものは付けないようにしましょう。男性の場合はベルトのバックルや腕時計などに注意が必要であり、女性の場合はバッグの金具、装飾品などに配慮しつつ、髪型も華美にならないようにしなければなりません。足元に関しても重要で、金属の装飾の有無と共に、光らない素材であるかをあらかじめ確認しておきましょう。

偲ぶ会において最も大切なことは、故人を偲ぶ気持ちです。会に招待された際には、とにかく故人に対する偲ぶ気持ちを忘れないようにして参列しましょう。マナーをきちんと知っておくことで、知らぬうちにこのような会に参加することになった時でも、あわてずに済みます。

● 参考サイトのご紹介
こんなサイトを探していた!葬儀についてのサイトお葬式エメラルドオフィシャルホームページ
www.ososhikiemerald.org

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